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農業!たいこや

光合成のサポートとは?

栽培時、光合成を促すための工夫

光合成には、日光と炭酸ガス(二酸化炭素)、水が必要な訳ですから、状況や目的に合わせてそれらを用意してあげる事を行います。
作物を南北方向に植える事で南からの日照を全体に行き渡らせる事ができます。
また面積効率を最優先にして、過度の密植を行うより、適度に隙間を空ける事は、日光と二酸化炭素を満遍なく作物に与える事にもなります。
マメに作物のお世話や観察をする事で、人からの二酸化炭素の供給も馬鹿に出来ないように思います。(大気中の二酸化炭素濃度はたったの0.03%です。)


日照がある時は光合成が盛んに行えるので、水を切らさないように心掛けるのも大切ですね。
逆に雨や曇りが続いて日照不足な状況では根が痛んでいる事が多いので水をあげる事は逆効果になります。
木酢や、ウチの資材で言えば若葉の里2号などの、炭水化物溶液の直接散布は最も効果的な光合成のサポートになると思います。
ハウスなどの施設内では、炭酸ガスの直接供給も効果が高いようです。
光合成を行う場所である、葉緑素の強化も効果的です。
葉緑素はマグネシウムを窒素が囲んでいるような組成になっているので、マグネシウム資材の投入も光合成強化には有効です。

以上のように光合成のサポートといっても本当に様々な方法がありますので、それぞれの目的にあった方法を行う事が大切です。
適切に行う事ができれば、植物の要である根っこが元気になります。
根っこさえ元気になってくれていれば、あとは作物の本来持っている生命力にお任せでも立派に育ってくれるはずです。

記事監修
農業!たいこや
無農薬農家 吉田 昭

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