私たち、無農薬農家がスーパーで野菜を選ぶときの目線、「野菜の選び方」を少しお話しします。
葉物を選ぶ時は、硝酸態窒素がたまっている野菜は避けたいので、緑の濃い葉っぱはまず選びません。
根菜は、茎の生えている部分に注目します。
実(根)はパンと張っているのに、それに反して茎がキュっと締まっているものを選びます。
キャベツや白菜などの玉の葉野菜も、根菜と実(み)は上下しますが、茎の締まりを見るのは同じです。
ナスやトマトなどの果菜類は、重量感と張りがあって、作り物のようにツヤツヤしているのを選びます。
包装されているビニールの袋に引っ付いて、なかなか取り出せない野菜というのは、実は栄養成分が表面をコートできる程、充実している証拠になります。
以上のような野菜は、栄養価は高くて、危険な硝酸は少ないとみてよいと思います。
硝酸態窒素とは、作物の生育に非常に重要な栄養素で、野菜をはじめとする植物の発育に欠かせないもなのですが、そのため肥料の中に含まれていることが多いのですが、与えすぎると野菜にそのまま残ってしまい、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
以上、無農薬農家の野菜の選び方となります。
参考にしてみてください!
記事監修
農業!たいこや
無農薬農家 吉田 昭